上手い美容師を探したい?抑えてほしい6つのポイントと注意点
上手い美容師を見つけるための6つのポイントと注意点
皆さんが考える上手い美容師とはどんな人でしょうか。
カットが上手な人、カラーが上手な人…いろいろな要素があります。
初めて行く美容室では特に、どんな担当者に当たるか不安な気持ちもあると思います。
できれば上手な方にお願いしたいですよね。
ここでは現役美容師が考える上手い美容師についてお伝えしたいと思います。
上手い美容師とは
あなたはなぜ上手い美容師さんにお願いしたいのでしょうか。
それは施術が終わったときに自分のイメージ通りに仕上げてほしい、満足して帰りたいからではありませんか?
では、自分の理想通りの仕上がりにしてくれる美容師さんとはどんな人でしょう。
それは、あなたが美容師さんに伝えた「なりたいイメージ」をお互いに把握、共有し、再現できる人です。
あなたのなりたいイメージを想像してみてください。
可愛いスタイルですか?それともかっこいいスタイルですか?
美容師さんによって可愛いスタイルが得意な人、かっこいいスタイルが得意な人…とそれぞれに得意分野があります。
美容師さんは得意なジャンル、施術、ヘアスタイルと何かに特化している人が多いです。
ですから、自分のなりたいイメージが得意な人にお願いすると、仕上がりに満足できる可能性がぐっとあがります。
ですから上手い人を探すよりも、自分の好みとマッチする人を探す必要があります。
「上手い人」にお願いしたのに気に入らなかった
あなたは「上手い人でお願いします」と美容師さんを指名したことはありますか?
上手い人でとお願いしたのにも関わらず、なんかしっくりこないという経験をされた方もいるのではないでしょうか。
では、なぜ仕上がりに満足できなかったのでしょう。
もちろん、技術的にカットが上手い、カラーが上手い美容師さんもたくさんいます。
上手い人でと言われた場合、要望を汲んでくれる美容室であれば、ベテランの方や技術的に上手い人が担当してくれます。
しかし、技術的に上手な人にお願いしたからといって、あなたが仕上がりに満足して帰れるかというとそうではありません。
今までにこんな経験をしたことはありませんか?
- カットが上手な人にお願いしたのにいざ切ってもらったら自分に似合わなかった
- ベテランな人なら大丈夫だろうとおまかせにしたら思っていた通りにならなかった
- 仕上げてもらったら髪型と服装がマッチしてない
- 自分のしたい髪型を口頭で伝えたら全然違う髪型になった
このような場合は
- 美容師さんの得意な髪型と自分がしたい髪型が違った
- 美容師さんがお客様の好みを把握できなかった
- 美容師さんの好みと自分の好みが合わない(美容師さんの好みに寄せられた)
- お互いがイメージする髪型が違った
大体こんなパターンが多いです。
美容師さんの得意な髪型と自分がしたい髪型が違った
このケースはたとえば、美容師さんはショートカットが得意な人なのに自分がお願いした髪型はロングヘアーだった場合です。
ショートカットとロングヘアーのカットでは切り方や似合わせ方は全く変わってきます。
ウルフヘアーが得意な人なのにボブヘアーをお願いした場合なども、このケースのように美容師さんのいいところを出しきれません。
もちろん、カットが得意で全ての髪型をそつなくこなす人もたくさんいます。
切った髪型が似合わない場合は下記が原因であることがほとんどです。
- お客様の骨格やお顔のタイプ、首の長さなどを考慮できなかった
- お客様の要望通りに切ってあっても髪質や毛量、髪の癖や頭の形、セットの仕方で全然別の髪型に見える可能性
- 美容師さんの説明不足だったパターン
カウンセリング時にお客様の要望を聞くだけでなく、提案してくれる美容師さんだとこのような失敗は防げます。
美容師さんがお客様の好みを把握できなかった
おまかせで=何でもいいではありませんよね。
お客様の好みを把握した上で、あとの細かい部分はおまかせだと思います。
美容師さんがカウンセリングで聞き出さなくてはならないポイントです。
また、美容師さんにお願いする上で、自分の好みを知ってもらいましょう。
なりたいイメージの写真を何枚か持っていくと、美容師さんも好きな系統を把握しやすいです。
また、多くの美容師さんはお客様が当日着ている服装やメイク等で好みを判断しています。
美容院に行く当日はなるべく普段のテイストの服装でいくことも大事です。
当日、普段とは全然違う系統のファッションで行ったらなんかしっくりこない、なんて失敗も防げます。
美容師さんの好みと自分の好みが合わない(美容師さんの好みに寄せられた)
これは、自分が好きな系統と美容師さんの好きな系統が違った場合に起こります。
例えば、自分はカジュアルなファッションが好きで、普段はTシャツにパンツスタイルが多い。
一方、美容師さんはフェミニンなファッションが好きで髪も巻いて仕上げたい。
このような場合は自分のなりたいスタイルと、美容師さんのしたいスタイルが違うので結果チグハグになってしまいます。
大体の美容師さんはお客様の要望に合わせてくれるでしょう。
しかし、まれに我の強い美容師さんに、自分のしたいスタイルを押し付けられてしまう場合があります。
ですから、お互いが好きな系統が似ていれば、自然と自分のしたいスタイルに近づけてもらえるでしょう。
お互いがイメージする髪型が違った
この場合は、カウンセリングが不十分だったときに起こります。
カウンセリングとは、美容師さんがお客様の好みや、なりたいイメージを引き出します。
たとえば、お客様に「パーマをかけてふわふわな感じにしたい」と言われたとしましょう。
この「ふわふわ」が美容師さんが考えるイメージと、お客様が想像するイメージが違った場合全く別の髪型になってしまいます。
ですから、このようなときは、写真や絵でイメージを共有することが大事です。
お客様が仕上がりのイメージの写真を持っていれば見せてもらう。
逆に、お客様から口頭でのみ伝えられた場合は美容師さん側から画像を見せてくれたり、確認してくれたりする人だと安心です。
このように、上手な美容師さんというのはあなたのなりたいイメージを汲み取って、共有し、再現してくれる人です。
そして、お客様の好みと美容師さんの好み、得意な系統が一致しているとなお、仕上がりの満足度も上がるでしょう。
では、美容室を予約する際にはどのようなことに気をつけたらいいのでしょうか。
美容室を予約するときに参考にしたいポイント
先ほど、仕上がりに満足するためには自分の好みと美容師さんの好みや得意な系統が一致することが重要だというお話をしました。
そこで、美容室を予約する際には、好みの美容室を探すことではなく、自分にあった美容師さんを選ぶことが必要です。
たくさんの美容室の中からたった一人の美容師さんを見つけるなんて不可能だ、と不安になることでしょう。
ですが、ここでは簡単に探せるようにポイントをお伝えしていきます。
まずはいくつか行きたいお店をピックアップする
まずは予約サイトから行きたい地域を選び、お店をみてみましょう。
お店選びの時に気をつけたいポイントとしては
- お店の規模
- 価格帯
- 施術メニュー
- アシスタントの有無
- 施術時間の目安
- 口コミ
お店の規模は大きくて広々とした店舗がいいのか、小さくてアットホームな雰囲気がいいのかを考えてみましょう。
価格帯は、選んだお店にこれから通うことになったときに、無理なく出せる金額だといいです。
施術メニューはお店が力を入れていたり、おすすめしたいものほど上位に表示されています。
またおすすめメニューほどクーポンの種類も豊富です。
施術時間は長めだとじっくり施術してもらえるのですが、その分疲れやすくなります。
逆に、極端に短いと仕上がりがイマイチでがっかりしたり、接客が少なかったり、施術が雑だったりと満足感にかける結果になりやすいです。
口コミはお店や美容師さんを選ぶのに重要です。
しかし、今や口コミはお金で買える時代であり、口コミを販売する業者が存在します。
実際、新規オープンのお店なのに口コミが999件あるという例もあります。
口コミはあくまで参考程度にし、極端にいい口コミや悪い口コミが多くないかをチェックしてみてください。
この辺りを抑えて自分の希望にあったお店を何個かピックアップしてみましょう。
特にアシスタントの有無は重要です。
せっかくいい美容師さんを見つけてお店に行っても、カット以外アシスタントの方に施術されたなんてことはよくある話です。
そうすると指名していく意味がありません。
このような場合はマンツーマンシステムを取り入れてるお店を選ぶといいです。
美容師さんのプロフィールをチェック
行きたいお店が見つかったら次はそのお店の美容師さんをみてみましょう。
プロフィールは美容師さんのネット上の名刺です。
- 勤続年数
- 文章などから受け取れる人柄
- どんな施術が得意なのか
- 趣味
- 口コミ
- その人が施術した人のスタイル写真
これが抑えたい6つのポイントです。
勤続年数はあくまで参考ですが、美容師さんの大体の年齢や経験がわかります。
美容師さんのプロフィール欄に口コミがあれば、その人の接客スタイルや施術の仕方などの判断材料にできるでしょう。
そして、趣味がわかれば、話が合いそうかどうかもチェックできます。
また、最近ではプロフィール欄にこれまでに施術した人のスタイル写真を掲載している美容師さんも多いです。
ほとんどの場合、その人の得意なスタイルや施術、自分のアピールしたい写真を載せています。
これらの写真でいいなと思うものがあればその人にお願いしてみましょう。
このようなことがプロフィールからわかります。
美容師さんの写真をチェック
次に美容師さんの写真をチェックしてみましょう。
その人の服装、髪型、メイク等自分の好きな雰囲気の方だと、好みの方向性が近いはずです。
仕事用の服装とプライベートの系統で分けている方もいらっしゃいます。
ですが、その人自身がいいと思って着ているものなのでその人の個性がでています。
お店によっては制服で写真をとっていることもありますが、その場合はその人の雰囲気をみましょう。
SNSをチェック
また、プロフィールのページにSNSのURLやQRコードが貼ってあることがあります。
このようなときはSNSを覗いてみましょう。
プロフィールページには載せきれなかった情報が得られます。
大体、プロフィールにSNSを載せている方はSNSの発信に力を入れています。
ですから、これまでに施術したお客様の写真や自分のプライベートが垣間見れるような写真、文章が載っていることでしょう。
そこで、その人の人柄や得意な施術、どんな経歴を持っているのかなどの情報がよりリアルにわかります。
経歴とは、コンテストの入賞歴や雑誌の掲載歴、芸能人を担当しているなどです。
ただし、フォロワー数≠人気、施術が上手い、人柄がいいとは限りません。
フォロワー数が多いからといってそれを判断材料にするのは早計です。
【3大メニュー別】上手い美容師の特徴
さて、ここまでは自分にあった美容師さんの探し方をお話してきました。
ここからは技術的な上手さを持っている美容師さんの特徴をお伝えします。
プロフィールから読み取るのは難しいと思いますが一つの判断材料として参考になさってください。
カット編
カットが上手い美容師さんは
- 伸びたときも髪型が崩れない
- 顔の雰囲気、骨格、頭の形、首の長さを考慮して切れる
- ハサミのみでカットできる(すきバサミを使わない)
- 毛量調節、質感調整が上手い
大体このような特徴を持っています。
カットが上手いと時間が経っても扱いやすく、また形の崩れが気になりにくいです。
伸びても切ったばかりのように整っているかのような場合もあります。
骨格を考えて切れる人は頭の形をきれいに見せたり、フェイスラインのカバーや小顔に見せることができます。
また、カウンセリング時にイメージ写真の人と、お客様の違いを指摘して提案できる人は骨格を考慮できると言えるでしょう。
質感の調整とは髪型に動きを出したり、逆に重く見せたりする効果のことです。
そしてこれはお手入れのしやすさやセットのしやすさに繋がります。
しかし、すきバサミを使わなければ出せない質感、逆にハサミのみでしか出せない質感があります。
すきバサミを使っているからといって、カットが上手くない訳ではありません。
ハサミも美容師さんの好みやこだわりの部分です。
カラー編
- カラーリスト(カラー専門の美容師さん)である
- 髪の知識、カラーの知識や理論が豊富
- お客様の髪の毛の色素量とカラーの色素配合の計算ができる
- 色が持つニュアンスを読み取れる
- カラーの塗布が早く均一
このような人が上手い人と言えるでしょう。
カラーリストさんはカラーを専門としていますので言わずもがなです。
髪の知識、カラーの知識などの基本的な部分を、美容師さんは勉強しています。
もっと専門的な深い知識を勉強していたり、カラー剤の勉強をしたりしている美容師さんはとても上手と言えます。
なぜなら、理論の裏付けがあるので狙った色味を作れるからです。
そして色が持つニュアンスというのは、ベースに何色が混ざっているのかということです。
たとえば青に赤みが加われば紫みの青になりますし、黄みが加われば緑みの青になります。
このようにベースの色に何色が混ざっているのかを判別できる人はカラーがとても上手です。
複雑な色になるとベースの色に複数の色が混ざります。
たとえば、ベージュは黄色に紫、アッシュにピンクのような複数の色を混ぜて作っていきます。
このように、色味の微細な部分を感じ取れる人はカラーを作るのがとても上手です。
塗布のスピードが早く均一に塗れる人はその分ムラになりにくいので、かなり練習して努力をした人と言えるでしょう。
パーマ(縮毛矯正含む)編
- お客様の髪の毛のダメージ具合を判断できる
- 髪に対して適切な薬を選定できる
- 頭の形や骨格を考慮しながらパーマの巻き方を変える
- アイロンの入れ方(縮毛矯正)
- 適切なセットの仕方を伝えられる
パーマや縮毛矯正は8割が髪のダメージ判断と、それに対する薬の選定といっても過言ではありません。
髪のダメージに対して強すぎる薬を使ってしまえば、髪はチリチリ、ゴワゴワになってしまいます。
逆に弱すぎる薬では、パーマや縮毛矯正のかかりは弱くなってしまうのです。
上手な人は髪のダメージを見分け、その部分にあった薬を塗り分けていきます(見分ける能力を持っていても施術時間によってできない場合もあります)
パーマや縮毛矯正はいかに髪を傷めずにかけられるかが、上手い人を見分ける判断材料といってもいいでしょう。
こんな美容師さんには要注意
さて、今までは美容師さんを指名するための判断材料をお伝えしてきました。
では逆に、避けた方がいい要素を持つ美容師さんの特徴をお伝えします。
- 悪い口コミばかり載っている
- 自分と年齢が離れすぎている
- 我が強い
- 馴れ馴れしい
- カウンセリングをほとんどしない
- プライドが高い
このような人は避けた方がいいです。
プロフィールをみた段階でわかるものもあれば、行ってみないとわからないポイントもあります。
もし、来店したときにこのような人に当たってしまった場合は、残念ですが次回は別の担当者にお願いするか、別のお店を探しましょう。
では一つずつ解説していきます。
悪い口コミばかり載っている
これはもう説明する必要もないかと思いますが、口コミは実際に利用した人の声です。
先ほど、口コミを業者から買っている美容室もあるというお話をしました。
ですが、いい口コミを買うことはあっても、悪い口コミを買うことはないでしょう。
悪い口コミの数は、それだけ嫌な思いをした人がいるということになります。
予約サイトによっては悪い口コミは削除されてしまうこともありますし、個人のプロフィールに反映されないサイトもあります。
複数のお店の口コミサイトを確認するといいでしょう。
自分と年齢が離れすぎている
自分と年齢が離れすぎていると、その時代に流行したヘアスタイルやファッションが大きく違ってきます。
ですから、好みや価値観が合わない可能性があります。
また共通の話題も見つかりづらく、会話がはずまず、思わずジェネレーションギャップを感じてしまうかもしれません。
いちがいに年上の美容師さんだから古臭い、今どきの髪型ができないというわけではありません。
また、美容師さんの方が年下な場合、若すぎる、世代にあった髪型が作れないことはないですが避けた方がベターです。
我が強い
このタイプはお客様の希望に合わせるよりも、自分の好みにお客様の仕上がりを寄せる傾向があります。
そして頑固なのでこちらが折れるしかなくなります。
たまたま自分の好みと美容師さんの好みが合致すればいいですが、回数を重ねるごとに合わない部分がでてくるでしょう。
また、自分の顧客になるとこのタイプになっていく人もいます。
いずれもお客様の要望を聞かずに自分好みに仕上げて満足しているパターンです。
これは予約の段階ではなかなか気付けない部分です。
馴れ馴れしい
こちらは人によって気になる方とそうでない方がいると思います。
美容師さんの接客パターンにもよります。
なぜならば、フレンドリーな接客を売りにしている方も多いからです。
美容師さんもあなたのことを知りたくて質問をしてきます。
ですが、あまりにもデリカシーがない質問や、プライバシーに踏み込んだ質問をされると戸惑ってしまうでしょう。
ですから適切な距離感を保てない、配慮ができない美容師さんは避けた方がベターと言えます。
カウンセリングをほとんどしない
これは先ほどもお伝えしましたが、あなたのしたいイメージと美容師さんの完成イメージが一致しないとあなたの満足度は上がりません。
カウンセリングでは現在のお客様の髪の状態や、理想の仕上がりを確認します。
そして、なるべくお客様の理想に近づけるためにできることを確認、共有するための作業です。
それが不十分だとお客様も不安になりますし、お互いの完成イメージが違ったということになりかねません。
逆に、しっかりカウンセリングをしてくれる美容師さんは信頼できますし、仕上がりにも期待できるでしょう。
プライドが高い
このタイプの美容師さんは我が強い美容師さんに似ているところがあります。
違いとしては、プライドの高さゆえに失敗したくないので、自分の得意分野にうまく誘導してきます。
自分が不得意だったり自信がなかったりする施術は、理由をつけてあまりやりたがりません。
例としては、お客様の髪質が悪いから、お客様の骨格がモデルの人とは違うから、などです。
ですが、物理的にどうしてもできないことはあります。
たとえば、髪がすごく傷んでいるのに縮毛矯正をかけたい、黒染めしているけど明るい金髪にしたいなどです。
いい美容師さんはこういう場合、なぜできないのか説明してくれます。
また、希望の仕上がりまではできないことを伝えた上で、善処してくれることでしょう。
しかし、どう頑張ってもお客様の要望に添えない場合もあります。
それは施術時間との兼ね合いだったり、お客様の髪質や毛量、ダメージ具合だったりとさまざまです。
ですから、一概に美容師さんがやりたくないから施術してくれなかったと誤解はしないでください。
気になるとき、納得できないときはどうしてできないのか美容師さんに尋ねてみてください。
ここで真摯に答えてくれる美容師さんなら大丈夫です。
当日行ってみないとわからないので事前対策は難しいと思いますが、口コミなどで上記のようなことが書かれていたら避けた方が安心です。
行ってみたい美容室に気になる美容師さんがいなかったら
さて、ここまでお伝えした要素を考慮して、行きたい美容室は見つかったけど美容師さんはピンとくる人がいなかった、という場合です。
そういうときは無理に指名せず、そのまま指名なしで予約して行ってみましょう。
そこで担当してくれた方が意外とすごくいいかもしれないですし、悪くない、まずまずだったらそのままそのお店に通ってみましょう。
一人で切り盛りしているお店以外は、複数人の美容師さんが在籍しています。
何回か行くうちに気に入った髪型にできる人、普段のセットやお手入れのしやすさを感じられる美容師さんに出会えるでしょう。
上記に書いたいい美容師さんに当てはまる人に、出会うこともあるでしょう。
もし、複数人の美容師さんに施術してもらって、気に入った美容師さんに出会えなかったら他の美容室に行ってみるといいでしょう。
他のお店に行くことで、もっといい人に出会えたり、逆に前回のお店の安定した仕上がりを感じたりすることもあります。
初めて行った美容室で気に入った仕上がりにならなかったからといって、次回別の美容室に行くのはもったいないです。
なぜならば、担当した美容師さん以外にあなたの理想を叶えてくれる美容師さんがいるかもしれないからです。
その担当してくれた方はあなたが求める系統や、したい施術が得意でない方だったのかもしれません。
逆に、あなたが求める系統や施術が得意な方もいるはずです。
諦めずに何度か通ってみる方が自分の求める美容師さんに出会える確率は上がります。
あなたにあった美容師さんを見つけよう
美容室は今やコンビニよりも多いと言われています。
そんな数ある美容室の中から、たった一人の自分に合う美容師さんと巡り会うというのは奇跡のようなものです。
まずは、ご自身の好きな色、ヘアスタイル、ファッション…自分自身についても考えてみてください。
自分の好みを理解していないと、美容師さんを選ぶことも、自分のしたいスタイルを伝えることもできません。
全員を100%満足させられる美容師さんはなかなかいません。
あなたにとっていまいちに感じられた美容師さんも、別の誰かにとっては最高の美容師さんなのです。
だからこそ、自分にあった美容師さんにお願いすることが、美容院に行って満足することに繋がります。
次回の予約の際にぜひ、お役立てください。